こもれび

本美濃紙に雑草をたたき染めし、葉のシルエットを記録し、その上から岩絵の具で彩色しました。
所々蝋引きし砂糖菓子の様な質感にしたり、裏からキラキラと箔(砂子をまき)をのぞかせたり、こもれびの様な影を作るよう穴を空けたり。
風になびき揺れる事で完成となる様に制作した作品。

紙を感じながら、風を感じながら自然を感じながら、表現をのせる。
私にとってこの作品は、純粋な日本画表現である。