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箔

【 箔 】

7世紀末から8世紀初頭に作られた奈良キトラ古墳の天井天文図に金箔で描かれたものがあるほど日本の絵画表現と共にあった箔。

光を放つ金属の明るさや華やかさを画面に取り込むと共に、重厚という印象の金属を約0.1ミクロン(1万分の1ミリ)の厚みである箔を使う事によって薄く繊細な印象を提案する為、新たな表現を模索し制作している。

植物や土・鉱石を絵の具として使用すると共に、金属箔も表現の中で利用している素材のひとつである。